
ただの食いしん坊に何ができるかと考え・・・
食いしん坊仲間のよーぜふさん主催のオフ会で、
義援金を集めよう、ということに。
というわけで、東日本大震災の前日10日にオープンした
「ビストロ オーセンティック」でベトナム料理会です。

会費の一部を寄付金とし、賛同してくれたお店のオーナー、
中塚シェフと森泉さんの協力を仰いで、食いしん坊会がスタート。
まずは、これがなきゃ始まらないという感じの
生春巻です。
シェフ特製のピーナッツ味噌だれをつけて、
がぶり。
ハーブの香りが口の中に広がって、
一気にベトナムの雰囲気。
ちなみに、この日は一皿二人前のポーションです。

つづいては、揚げ春巻き。
ほろりと崩れるほどの香ばしさ。
この揚げ春巻きを、シソ草や大葉、
アジアンバジルといったハーブで包んで食べると・・・
これまた、香りが口の中で炸裂します。

そして、私も大好きな逸品、
ベトナム蒸し春巻き(Banh Cuon)。
米粉とタピオカ粉でつくった春巻きの皮が
もっちり、つるり。
緑豆ベースの中身が独特の味わい。
中塚シェフの技が光ります。

ゴーヤの肉詰めスープ。
ハーブの香りがきいたスープに
キクラゲや野菜の肉詰めゴーヤ。
次のお皿に向けて
胃の中がすっきり。
さて、お次は?

チャーカーCha Ca (シンプルバージョン)。
キャットフィッシュを揚げ煮したものに
大量のディルとネギとピーナッツ。
じつはこのチャーカーは、ハノイの名物料理。
現地では雷魚で調理されるとか。
シェフによると、旧市街のチャーカー通りにある
チャーカー・ラボンというお店のスペシャリテで、
通りの名前も、店名にちなんでつけられているそうです。

岩魚のレモングラス焼き。
岩魚がレモングラスで串刺しに。
淡白な白身の魚にレモングラス風味をつけたもの。
付け合わせは、さつま芋のレモン煮、椎茸のグリル。
野菜類は特製の腐乳だれでいただきます。

鶉のハチミツ黒胡椒焼き。
中塚シェフが日頃から目指している
「ベトナミーズ・フレンチ」を意識した一皿。
鶉は貴重な食材のひとつですが、
ハーブの香りと蜂蜜の甘さが絶品。
もはや誰も人を気にせず、
手づかみして骨までしゃぶりました。

ここで、ジャスミンライスを香りよく炊き上げた
コムガーCom Ga(鶏飯)。
ジャスミンライスの味わいが絶品。
鶏肉に特製のタレをかけると、
味わいがさらに変化します。

スターフルーツのトッピングがオサレ〜な、
ブンヘンBun Hen (フエ名物の激辛汁麺)。
じつは、フエ名物のコムヘンCom Henと呼ばれる
シジミ汁のお茶漬けご飯風料理があるのですが・・・
鶏飯のあとにご飯を重ねたくないので、
ご飯をブンに替えていただきました。
ブンとは、お米を原料にした麺。
水に漬けて発酵させた米を砕いて生地を作り、
丸口金から押し出すように成形し茹でた麺のこと。
これ、思わず咳きこむほど激辛でしたが、
シジミやアサリのスープが重層的で複雑な味わい。
ベトナム料理は奥が深いんだよ・・・
そう言いたげな中塚シェフの
悪戯っぽい笑顔が印象的でした。
このあと、デザートがわりは、
前日が、ウン歳?の誕生日だった初参加者のsawatanに
サプライズのバースデーケーキをプレゼント。
アイス蓮茶でケーキをいただいたあと、
「ちょっと変化球で締めたいな」ということで、
ハノイ産コーヒーリキュールのソーダ割り。
シュワーな味わいで、
もうお腹はパンパン。
心の底から満足気分のベトナム料理会でした!
(幹事のよーぜふさん、お疲れさま!)

(お釈迦様と同じ誕生日のsawatan撮影・蓮の花グラス)
ベトナム料理・ビストロ オーセンティック ( 浅草(東武・都営・メトロ) / ベトナム料理 )
★★★★☆4.0
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