毎年、この季節になるとイチゴ狩りを想い出す。
昔、友人の実家が栃木のイチゴ農家で、この季節になると
仲間をみんな誘って、イチゴ狩りに出かけたのだ。
イチゴの旬は露地物の場合、4〜5月なのだが、
友人の農家はハウス栽培だったから、実際は旬とはあまり関係がない。
でも、食べ放題で食べて、お土産にもいただいたことが懐かしい。
ところで、先日、秋元康の『企画脳』(PHP文庫)という新刊の文庫本を読んでいたら、
「みんなが行く野原に野イチゴはない」という小見出しが気になった。
御存じのように、秋元康は、作詞家でおニャン子クラブやAKB48の
仕掛け人でもあるのだが、この本は彼の企画術や発想法について書かれている。
それによれば、彼がいつもスタッフに言いつづけているのが、
「みんなが行く野原には、もう野イチゴはない」ということ。
「羞恥心」が流行すれば、みんな同じような企画・発想をしがちだが……
もう、そこには美味しい野イチゴはない。
むしろ、みんなが行ってない場所を探すことが、
美味しい野イチゴを見つける最良の方法だ、というのだ。
うん、納得!
ハウスの中にも野イチゴは育たない。
この本、おススメです。
(帯のキャッチコピー「秋元康なんか、たいしたことない」というのも
なかなか挑戦的で面白い!)
企画者&プロデューサーとしての秋元康の「頭の中」を
覗き見しているような、そんな新しい発見がある。
企画やプロデュースにかかわっている人には、必読の書だと思う。
今回は美味いもんじゃないけど、あえて評価対象として。
ジェイジェイ評価「美味いもんマーク」4つ!
(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*) です!

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