少し前のことですが・・・
定例の「オヤジぐるめ隊」は、山梨に出撃。かなり早起きして、
今回の幹事役・美味B級さんの車に同乗し、
熊鹿猪の肉、川魚、山菜、きのこ、マアギ料理の店、
甲斐大泉の「仙人小屋」を目指します。
走りに走って、
予約ノート の出る午前8時30分の
なんと7分前に到着。
いの1番に予約ノートに記名成功しました。

森の熊さんがお出迎えです。
ただし、開店は11時。
それまで、近くにある森の湧き水と
泉温泉の朝風呂でゆったり。
胃袋の準備万端でお店に戻ります。
午前11時、お店の人に1番にコールされて、店内へ。
こちらでは、入店後、目の前にあるメニュー表を見て、
オーダーをしてから席に着くというシステム。

ぐるめ隊員4人のオーダーは、
熊&鹿 焼肉定食、4500円!
新子(川魚)天プラ定食1800円。
夢わらび定食3000円
山菜天プラ定食2000円
猪の顔面 燻製800円
ハチの子のアボカド和え800円
以上、厳選した6品。
さてさて、いったいどんな料理が出てくるか?

まずは、熊&鹿 焼肉定食の登場。
真中の熊肉は赤身と脂身が、
紅白にはっきりと分かれているもの。
鹿の方は肉に微妙にサシが入っている感じ。
とりあえず、焼いてみましょう!

うむ、熊は歯ごたえがあるというか、
噛みちぎるのに苦労するほど。
野生の味というか、ワイルドな味ですね。
反対に鹿肉のほうは、クセもなく柔らかく、
食べやすい。
熊肉に関しては、猟を仕立ての新鮮なものは
柔らかく美味しいという人もいるので、
肉の保存と処理の違いで、差が出てくるのかも。
一度は体験してみたいというチャレンジャーには
おススメです!

つづいては、新子の天ぷら定食。
本日は虹鱒の稚魚。
がぶりと頭から食べられるほど。
川魚特有の苦みと香りがあるけれど、
それが美味しい。

そして、こちらは、
山菜の天プラ定食。
山盛りの山菜の種類はというと・・・
うど、いら草、くず、はんごん草、にわとこ、わらび、
たらのめ、よもぎ、あざみ、かんぞう花、ぜんまいetc。
お店の人が山菜のメモを渡してくれましたが、
実際のところ、衣がついているので、
どれがどれなのか、見分けがつきません!
かろうじて分かったのが、
たらのめ、ぜんまい、わらび、といったところ。
あとは、しっかり味わって違いを見つけようとしましたが・・
残念!
リポーター失格です!

さて、つづいて登場したのが、
剣山に活けられた「夢わらび定食」!
わらびが、花のように踊っています。
じつは、このわらび、
生で食べられるとのこと。
これを、わさび、味噌、酢味噌、梅肉、マヨネーズ、など、
数種のディップをつけていただきます。

カリポリッという独特の歯ごたえと、とろみ感、
ほんのわずかな苦み。
小鉢は、わらびのお浸し、煮物、胡麻和え、酢味噌和えなど、
わらび尽くしの数々。
鮮烈な山菜の存在感。
いずれも絶品でした。

さて、定食以外のアラカルトから選んだのは、
猪の顔面 の燻製。
顔面・・・というネーミングが強烈ですが、
ベーコンに似た感じで、それほど違和感はありません。
ビールや酒の肴にもってこいですね。

お次は、ハチの子のアボカド和え。
わたしは信州生まれなので、蜂の子はむしろ日常食。
こちらも違和感はないのですが、
アボカドであえてあるせいか、蜂の子の存在感が薄い!
初めての人には食べやすいかもしれないけれど、
蜂の子好きにとっては、ちょっと不満。
これも、つくだ煮風のものを日本酒の肴にすると
絶品なんです!

ところで・・・
定食についてくるのが、
いろいろな種類の茸たっぷりの、きのこ汁。
これが、かなりの美味!
茸の風味が、お椀一杯にあふれる逸品。
おそらく秋のシーズンには、
さらにグレードアップしたきのこ汁が味わえるはずです。
甲斐大泉の山奥にひっそりとある「仙人小屋」。
でも、関東近県から訪れるお客さんで、
いつも満員。
超早起きして、一番で駆けつけた甲斐がありました!
仙人小屋 (自然食 / 甲斐大泉駅、甲斐小泉駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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posted by ジェイジェイ at 00:00| 東京 ☁|
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