ヤキソバの達人・塩崎さんと、餃子の巨匠・塚田さんのお誘いで、
世界のギョーザの食べ歩きの旅に出かけました。
・・・といっても、海外取材ではありません。
野方にある旅の食堂「ととら亭」さんです。
このお店は、これまで50カ国以上もの世界の国々を
旅してきた久保さんご夫婦が営むお店。
先日、ご主人の久保えーじさんが世界まるごとギョーザの旅 (かもめの本棚)
という本を出版されたのを記念して、
「世界のギョーザ特集」という特別メニューを提供。
その餃子を食べ歩きしようという企画です。
この日のメニューは・・・
カザフスタンの「アルマティ風チュチュバラ」。
ドイツの「フランクフルト風マウルタッシェン」。
トルコの「カッパドキア風マントゥ」の三種。
さてさて、いったいどんな餃子が登場するのか、
興味津々です。
まずは、ご主人の久保さんおススメの、
アゼルバイジャンの白ワインで乾杯!
わたしは知りませんでしたが・・・、
アゼルバイジャンはワインの有名な産地で、
コーカサス有数の上質なワインで知られているそうです。
ふむ、なかなか美味しい。
まずは前菜として、
自家製のスモークサーモン。
白ワインによく合う一品です。
次のお皿への期待が高まります。
来ました。
カザフスタンの「アルマティ風チュチュバラ」。
チュチュバラはウズベキスタンやキルギス、
タジキスタンなどで食べられている小ぶりなギョーザのこと。
ディルやコリアンダーが香るスッキリとした味わいの
ヨーグルト入りスープに入っています。
餡の中身は合い挽き肉。
確かにスープ餃子のような味わいです。
つづいては、
ドイツの「フランクフルト風マウルタッシェン」。
久保さんのお話では、
イタリア版ギョーザともいえるラビオリから
マウルタッシェンが生まれたとか。
卵入りの記事で、合い挽き肉、ソーセージ、
ほうれん草などを包んだもの。
茹でてからチーズをのせて、こんがり焼きます。
付け合わせは、紫キャベツを赤ワインで炒めたもの。
ほんのり甘酸っぱい感じがします。
さて、三種目は、
トルコの「カッパドキア風マントゥ」。
ラムのひき肉を包んだものですが、
日本の水餃子をグーンと小ぶりにしたもの。
ベースになるのは、ミントを散りばめた
ガーリック風味のヨーグルト。
これにパプリカバターのソースを添えて食すのが
トルコ風。
ヨーグルト味がいい感じです。
ここで、ワインを白から赤へ。
同じくアゼルバイジャンの赤、「サペラヴィ」。
コーカサス地方の固有種「サペラヴィ」100%で
造られる赤ワイン。
肉じゃがなどの和食にも合うそうです。
ここで、ととら亭さんの本日のおすすめ料理、
旅のアンコールメニューから、
ポルトガル・エヴォラの「カルネ・デ・ポルコ・アレンテジャーナ」。
アレンテージョ地方の郷土料理で、
柔らかなポークを赤ピーマンのペーストとワインでマリネ。
それをアサリやポテトとともにソテーし、
コリアンダーの葉とレモンの香りをつけた料理。
赤ワインによく合います。
というわけで・・・
世界のギョーザと未知なる国の料理を満喫。
ご主人との餃子話もはずんで、楽しい一夜となりました。
今後、定期的にギョーザのメニューを変えて、
世界各地のギョーザを食べ歩けるような企画が控えているとか。
さて、次回はどんな世界のギョーザと出会えるか。
いまから楽しみです!
ととら亭 (洋食 / 野方駅、都立家政駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
世界まるごとギョーザの旅 (かもめの本棚)
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