さて、おやじグルメ隊の恒例オフ会の二軒目は・・・
北千住の黄門さまこと
マルル一等兵さんに引率され、
お次は、どうやら
イタリアンらしいようで・・・
マルルさんが指さす彼方をみると、
発見しました。
トラットリア バール「
イル ポルトローネ」です。

看板の
メニューが、こちら。
イタリアンバールと表記されているところをみると、
美味しい
ワインと料理がいただけそうです。
さっそく、入店。
店内は
カウンター8席と
ワイン樽を利用した4人掛けのテーブル席。
もともとは
立ち飲みだったそうですが、
現在は腰を落ち着けて飲めますね。
さて、まずは
ワイン選びですが・・・
マルルさん
おススメの一杯が、こちら。
花ような香りや甘い果実の芳香、
そこに、土や葉の香りをはじめ、
複雑な味わいの
ハーモニーがある赤ワイン。
じつは、これ、
ワイン発祥の地といわれる
グルジアのワインです。

その昔、
クレオパトラにも愛されたという
グルジアワイン。
ネット情報によると・・・、
いまから5.000年以上前、
シルクロードの西の端、コーカサスの山から湧き出た
ミネラルウォーターで育った
世界最古のブドウの原種から
グルジアワインが生まれたとか。
グルジア原種のブドウは、
サペラヴィ種、アレキサンドリ種など
他の国ではみられない
固有種なんだそうです。
で、こちらの「
ピロスマニ」は、
グルジアの
有名な画家ピロスマニの名前で・・・
アラザニ産のサペラヴィ種を100%使用した、
やや
甘口の赤ワイン。
グルジア固有種のブドウ、サペラヴィ種の
フルーティーな香りのフレッシュなワインなんですね。
グルジアワインは、
初体験。
美味しいです! (陶器のボトルもGOOD!)
で、この
赤ワインに何を合わせようかということで・・・
トリッパ。
軟らかく煮込まれたトリッパと
トマトソースがワインに合います。
ガッツリ、行っちゃいます。
ポルペッティーニのトマト煮。
つまり、イタリア風
肉団子ですが、
トリッパと同じトマトソースベースとはいえ、
しっかり差別化ができている味付け。

中を割ってみたら、こんな感じ。
スパイスがほどよく聞いた肉団子は
ワインの香りと溶け合って
さらに味わいを複雑に
演出してくれます。

ここらで白をということで、
おすすめの
スプマンテ、
ベルルッキ・ブルットです。
発泡感が心地よく胃を刺激して・・・
さて、お次の料理は・・・?
帆立とジャガイモのジェノベーゼソテー。
ジェノベーゼの香りが刺激的。
ほぼ同じサイズに切りそろえられた食材が
口の中ではんなり溶けていきます。
黄色いジャガイモは、
インカのめざめ。
独特の甘みがアクセントになっています。
紫色のほうは、
シャドークイーンかな?
野菜のグラタン・ゴルゴンゾーラクリームソース。
野菜は
ズッキーニですが、火の通し方が絶妙。
甘くホックリして、
ゴルゴンゾーラの香りが
食欲をさらに増進させますね。
スプマンテにも、よく合います!

そんな中、ふと目についたのが、こちらの
ワイン。
エチケットに可愛い
象さんがデザインされていて・・・
そう、こちらは
タイ産ワイン。
グランモンテの「
ヘリテージシラー」。
タイワインも初めてでしたが・・・
ハーブ系の香りがあって、果実系の香りもある、
タイ料理のように
スパイシーな美味しいワインでした。
これも、ちょっと
驚きのワイン体験です。
この
赤ワインに合わせようということで・・・
土佐赤牛のたたき。
脇に添えられているのは、
右が
トリュフ塩、左が
竹炭塩。
赤牛の旨みを、これらの塩がぐーんと引き出していますが、
塩だけでもワインが進んじゃいますねぇ!
美味しい!
このままずっと食べ飲みしたい雰囲気ですが、
グルメ行脚のオフ会としては、
まだまだ次のお店がひかえています。

そんなわけで・・・、締めにお願いしたのが、こちら。
ピッツァ・マリナーラ・ビアンコ。
アンチョビとチーズの塩味のピッツァ。
サッパリ系でいいですね。
で、
デザート用のワインをということで・・・

ルーマニア産の
貴腐ワイン。
ブスヨアカ・デ・ボホティン。
ハチミツの味わい、ほのかなアーモンド、
優雅なバラの香り。
うーむ、
はまっちゃいますねぇ!
で、さらに、
よーぜふさんが何やら
発見。
カフェ・コレット。
エスプレッソに少量の
グラッパを加えたもの。
ふむ、美味しい。
食べ歩き2軒目にして、すでに
大満足。
どれくらい
満足したかというと・・・
ほら、
カフェの中にハートが見えるほど!
ちなみに、このお店の
驚きワイン情報は、
これだけじゃありません。
窓辺に何気なくインテリア代わりに置かれている
ワインのボトルを手に取って観ると・・・
な、な、
なんと!ワイン通なら垂涎の的、あの
シャトー・マルゴーや、
シャトー・ラトゥールじゃあ〜りませんか!?
いやいや、
奥が深いお店です。
再訪は決定ですが、マルル黄門さまとの
美食行脚はまだ途中。
名残を惜しみつつ、次なるお店へと旅立つのでした。
トラットリア バー イル ポルトローネ ( 北千住 / イタリアン )
★★★★☆4.0
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posted by ジェイジェイ at 00:00| 東京 ☔|
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