
不思議な生物に遭遇する運命らしい……
深夜、自宅へと急ぐジェイジェイの目の前に
なにやら不穏な空気が漂っていました。
見ると、アスファルト道路の交差点近くで
怪しげにうごめく影が……異星人か?
恐るおそる近寄ってみると、
な、な、なんと、アメリカザリガニ!
なんで、こんなところにザリガニちゃんが?
深夜のお散歩?
それとも……真夏の夜のミステリー?

近くで子供が飼っている水槽から逃げ出したのか?
とも思いましたが、
近くにイタリアンやフレンチのレストランがあるので
食材として運送中の一匹が逃走に成功したのかも……?
謎は謎を呼び、迷宮入りかと思われるので、あとは、
かの金田一耕助か、古畑任三郎にお任せするしかない。
で……
フランス料理の高級食材エクルビスとして
食べるには忍びないので、近くの小池に無罪放免。
そんな事件があったと思ったら、
昨夜は新宿御苑近くの、
やはり、アスファルトの道路上で、
こんなん見つけちゃいました。

カブトムシです。
しかも、元気なオスです。
私はこういう出会いが運命づけられているのかと
数奇な人生に想いを馳せつつ……
いままさに夏休みの昆虫採集シーズン、
これをペットショップに売ったらいくらになるのか?
などと、捕ったカブトの皮算用をしちゃいます。
ここで、ふと、閃いたことが。
都会育ちの娘はカブトムシの「実物」など
見たことがないはず。
ならば、人生経験を豊かにし、昆虫学の知識向上と、
かつ、驚愕の体験を味わわせてやろうと、
カブトムシ君と格闘しつつ、
身柄を拘束し自宅まで強制移送しました。

で、ちょっと深めのボウルに収監し、
食事として胡瓜を与え、
娘と二人、嬌声とバカ声を発しながら
犯人逮捕の大撮影大会を……。
「一気に夏気分になったね!」
というのが、娘の記者会見場での発言でした。
ひとしきりカブト君に遊んでもらったあと、
娘と一緒に近くの神社の森へ。
誤認逮捕という名目で、
カブト君を釈放。
こんどから悪い人間に会っても
知らん顔して、元気で暮らすのだよ。
カブト、ムシ(無視)
なんちゃって!
こうして真夏の夜のアスファルトジャングルで
悪夢の一夜が過ぎ去ったのでしたが、
この悪夢には、恐ろしいつづきが……
翌朝、いつもの通勤路を鼻歌交じりで歩いていたら、
なんと、異星人に食い荒らされたような葉っぱが一枚。
こ、これは、人類への警告なのでしょうか?

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